三島市K様邸 上棟

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、上棟の1日をご紹介します。
ご覧のように天気は晴れ◎朝から気温は高めで上着なしでもOK!!大工さんは暑く感じるかなぁという感じでした。
まずは、通し柱が所定の位置に移動されました。この柱は、土台から軒まで継ぎ目がない柱です。上棟時、通し柱が最初に準備されます。
準備されていた木材を所定位置に移動させます。柱と土台には、それぞれ番号が振ってあり、土台と柱の番号を合わせているんです。まだ、柱の設置はしませんよ~。まずは、下準備からです。
こちらの建築現場は、大洋工務店の分譲地です。なので、空いているスペースにとりあえず木材を置く事ができます。スペースがあると大工さんも運んで下さる業者さんも気が楽です。
管柱が建ち始めました。1階の管柱は、2階の床を支える梁などの力を土台に伝えています。
管柱が建ちました。
これから、2階床の下地を組んでいきます。
荷下ろしを終えたトラックが帰っていきます。敷地には大量の木材!この木材をこれから組んでいくんです!!
管柱の後は、胴差し(どうさし)を組んでいきます。胴差しは、1階と2階の柱をつなぎ、2階の荷重を1階に伝えます。
胴差しには”ほぞ穴”という欠き込みがされています。管柱の先端もほぞ穴に入るよう、加工されています。ほぞ穴の位置を下から確認して、
上から息を合わせて木槌で『ドンっドンっ』とします。これを場所を変えて繰り返します。
自分の中でベストショットじゃん(*^^*)とニヤリ。正に息を合わせて『ドンっ』です。
不安定な足場の様子が伝わるでしょうか?!3m近い高さの、梁の幅しかない所を歩いて、木槌を振るんです。しかも、遠くから見ていても揺れるのが分かるんですぅ~。手すりもないし…。あっぱれ!!
約2時間ちょっとでこの姿です。2階床下地まで組み上がりました。
羽子板金物で固定します。地震・台風などで梁が外れるのを防ぐ、補強金物です。ある程度、手で取り付けたら
工具でガッチリ留めます。
同時進行で、1階では仮筋交い(かりすじかい)の設置中です。柱などの垂直を測った後、傾かないように仮に固定している斜めに掛かっている木材です。
2階床板が、クレーンで吊り上げられています。
床板の設置はあっという間です。床板を運ぶ人
釘で留めていく人、役割分担もいつものメンバーなのでスムーズです。ある程度貼り終わると
貼っていない床板を移動して
もう半分の床板を貼っていきます。これでしっかりとした足場が確保できました(^^)/
釘打ち機の『バシュッ!バシュッ!』という音が響きます。
1階から見上げると、家っぽさが出てきましたね。
釘で床板を留めると、次の木材が準備されています。ちなみに、3本突き出ている柱が通し柱です。
朝と同じように、定位置に木材を配置します。大工さんから次の木材の引き上げの合図が掛かります。
クレーンの運転士さんとは手の合図で、置く位置や
上げるとか下げるとかを指示します。顔なじみの運転士さんだと、もらいたい場所にピタッと来るんですよ(^^)
2階も1階と同じように管柱から建てていきます。
その頃、お施主様が様子を見に来てくれました。方向的に逆光でまぶしい時間でしたが、一生に一度の記念の日です。様子をご覧頂けてよかったです。
2階管柱が建ちました。続いて
梁や桁(けた)を組んでいきます。
大量の木材がなくなりました。
午前中終了です。
午後は、金具留めからスタートです。
隣の敷地に置いてあった木材が移動してきました。
隣の敷地にはこれだけになりました。あと、屋根を組んでいきます。
大工さんが留めているのは棟木です。上棟はこの棟木まで組み上げる事を言います。今は、屋根の下地材まで組み上げます。
木材と木材をつなぎ合わせる『かすがい』という釘で小屋束(こやつか)と母屋(もや)を留めています。
母屋の上に垂木(たるき)が組まれました。屋根の下地材、野地板(のじいた)を支えます。
野地板が貼られ
無事上棟です。

ご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します。

Rくんも夕方にお母さんと一緒に見に来ていました。自分のお部屋が出来るのも、もうすぐだね(^^)

という事で
どうぞご安全に。

CONTACT

大洋工務店の家づくり、住まいに関するご相談・住宅商品に関するご質問等、お気軽にお問合わせください。