三島市H様邸(2世帯住宅)

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市H様邸は、上棟の日を迎えました。
天気は晴れ。湿気が多く蒸し暑い~。この日の前日はとんでもない暑さだったので、当日は、気温が上がり過ぎないことを願って、いよいよスタートです。
通し柱を所定の位置に移動し、倒れないように仮固定します。通し柱は土台から軒まで継ぎ目がない、ひと際長い柱です。固定されるのは、もう少し後になります。
まずは、木材を使う場所に移動させます。大工さんは、この頃から大粒の滴る汗をかいていました。湿気が余計に暑さを感じさせます。
木材には、どこに使うのか、使用する位置が記号と番号で記されています。写真の木材は、2階床の”る”の通り、8番に使う木材です。使いやすい位置に振り分けてから、組み上げていきます。
その頃、お施主様ご家族も上棟準備が始まりました。まずは、テント張り(^^)
管柱が建ち始めました。この柱は、1階なら1階のみに立っている柱です。
柱の仕口には”ホゾ”と言われる加工がしてあります。それを土台に空けられている穴”ホゾ穴”に組み込みます。
管柱が建ちました。端から見ると、柱ばっかりでお部屋がどこにできるのやら…ですよね(;^ω^)
今度は、横の木材を管柱に組んでいきます。
下から、ホゾとホゾ穴の位置を合わせたら、
上から木槌で「ドンッ!!ドンッ!!」とします。
只今、お嬢様はテントの中で携帯扇風機で涼みながら、見学です。
右端は”い”の通り、その左横は”ろ”の通りで、”いろは”順になっています。大工さんは「次は”ろ”の通りいくよ!!」とか声を掛け合いながら進めているんです。”あいうえお”順ではないのが、職人さんらしい(^^)
バッテンは仮筋交い(かりすじかい)です。柱を垂直に測り、傾かないように仮に固定しています。
お嬢様から現場監督さんへと変身です。
羽子板金物で、梁を固定しています。
大量の羽子板金物です。まだまだ先は長いです!!
金物で固定すると、2階床板を貼っていきます。
今度は応援団長に(^^)大工さんみんなに「フレー!フレー!」
床板が貼られ
空がだんだん見えなくなってきました。
床板の位置を合わせる担当と、釘で留める担当と分担して貼っていきます。釘打ち機の「バシュッ!バシュッ!」が響きます。
次の部材がクレーンに吊られています。木材を置くときには、地面に直置きはしません。汚れたり、腐ったりしてしまうからです。なので必ず、枕になる木材を置いているんですよ。
1階と同じように管柱を建て
横の部材、桁や梁を組んでいきます。
小屋裏収納があるので、2階天井一部に床板を貼ります。
小屋束(こやつか)の登場です。これは屋根を支える部材の1つです。という事は、工事は最終段階の屋根へと移っていきます。
本来、棟木(むなぎ)まで組み上げる事を上棟と言います。棟木は赤い線で印した、屋根の一番高い位置の長手(ながて)方向の木材です。なので、この段階で上棟なんです。
今は、屋根の下地材”野地板”まで貼りますよ!!もうひと踏ん張り(^^)/クレーンで野地板が吊られました。
無事、野地板まで完了しました。2世帯住宅という事で通常よりもボリュームのある工事で屋根まで終わるかなぁ…。と思っていたのですが、
日が暮れる前に、きっちり終わらせていました。さすがです!!
監督さんも、やれやれという所でしょうか(*^^*)いつもなら、ここで〆るのですが…
今回は、上棟式を行います。上棟式は、女性立ち入り禁止です。出席者は、棟梁と代表の大工1人、お施主様と今回は大洋工務店から現場監督と建築士の2名が出席させて頂きました。
棟梁が祝詞を唱え
出席者全員で祈願し
4隅をお酒、お米、お塩でお清めして終了です。
最後に、この度上棟に際しまして、ご尽力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。これからも何卒よろしくお願い致します。
1日、上棟の様子を見ていたご主人。言わずして建築が好きなんだなぁというのが伝わってきました(^^)

という事で
どうぞご安全に。

CONTACT

大洋工務店の家づくり、住まいに関するご相談・住宅商品に関するご質問等、お気軽にお問合わせください。