こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市大岡弊社建売住宅、給排水工事です。
給排水工事は「給湯給水工事(上水)」と「雨水・汚水工事(下水)」に分類することができます。建築工事では基礎工事はとても重要な工事でありながら注目を浴びる事はあまりなく、給排水工事も水回りの工事なので生活と密接しているにも関わらず注目度が低いですよね。重要度は高いですが、工事が終わると普段目にすることがないので、こういう機会に是非ご覧になってください。
配管しています。給排水の図面という物があってそれをもとに施工していきます。
給水・給湯工事は『さや管ヘッダー工法』が主流です。ピンク・青・オレンジ色の管は給水・給湯管のカバーの様な物で、その中に給水管を通すという2重構造になっています。柔らかくて曲げやすい為、継ぎ手がいらないので水漏れの危険性が少なくなります。
上の写真の部分がヘッダーと呼ばれる物で給水・給湯を分配しています。ここから各水栓まで供給しています。ヘッダーから各水栓まで分岐が無いので、複数の水栓を同時に使用しても、水量変化が少なく安定しています。
こちらは排水の配管です。排水には『塩化ビニール管』略して塩ビ管が使用されます。排水管工事は排水の種類(雨水や汚水)によって、管の大きさ(内径)や勾配等に決まりがあります。排水が逆流なんて起こしたら…ですもんね。
塩ビ管は必要な長さにカットして使用します。
基礎の上に乗っている塩ビ管は『エルボ』と呼ばれる継ぎ手です。建築用語は何かに例える事が多いんですが、もしかしてこれも肘の曲がった感じに例えたのかも?!と思ったんですが、エルボ自体の意味に含まれているようです。
暑さ寒さも彼岸までなんて言いますが、朝晩はめっきり秋めいてきましたね。
こちらの現場はもう少しで上棟です。
という事で
どうぞご安全に。