こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市K様邸、いよいよ上棟を迎えました。が、
その前に、
基礎の立ち上がりの上に乗っている土台を紹介します。土台は基礎と柱を繋ぎます。
柱からの荷重を基礎に伝えます。その土台を留めているのがアンカーボルトです。
基礎の立ち上がりからつんつん出ている短いボルトがアンカーボルトです。これが
土台と繋ぐとスッポリはまるんです。
長いホールダウン金物の完成形はもう少し後になります。
土台とセットで登場するのが基礎パッキンです。土台の下に敷いている黒色です。コンクリートは湿気を帯びやすい性質があります。土台と基礎がくっついていると湿気を吸ったコンクリートの水分が土台へと移ってしまいます。
そうすると、土台本来の力が発揮できなくなってしまいます。そこで基礎パッキンの出番です。基礎と土台の間に通気層を設けて湿気から土台を守っています。黒い足がはえてきました。
これは束(つか)といいます。束が付いている木材は大引きといいます。大引きは床を支え、束は大引きを支え、荷重を地面に伝えます。束は床束と小屋束があるんですよ。見た目は全く違いますが(;^ω^)小屋束は屋根を支える部材の1つです。
あとで登場するかも?!
さあ、そろそろ上棟へ参りましょうか(^^)/
天気はくもり。1月なので寒いのは当たり前なんですが、こちらは会社のある三島とは気温差がある所でして…
寒さにパンチがきいております(>_<)風がないのが救いです。
上棟へ向けてスタートです。まずは、通し柱が配置されました。通し柱は1階から2階まで切れ目なく繋がっている柱です。
土台には柱が入るように穴があいています。その穴をホゾ穴といい、柱はホゾ穴に入るように加工されています。
強引に入れていくのではなく、柱をゆらゆらさせながらはめ込みます。どうしても入らない時は、
木槌でコンコンします。
柱は入り始めると早いです!!
続いて、胴差しの登場です。胴差は2階の床の高さで建物周りをぐるりと巡る横架材です。
柱から出っ張りが見えますか。これがホゾです。胴差のホゾ穴と合わせて木槌でドンっとすると
入りました(^^)/これの繰り返しです。
同時進行で、金物で留めていきます。いつものメンバーなので、役割分担も完璧です。
梁の登場です。
梁には、養生がしてあります。リビングのアクセントとなる化粧梁です。
声を掛け合って慎重に、そしてクレーンの運転手さんとも合図を送って場所を合わせていきます。
まだ前半戦ですが、今回はここまで(^^)/
という事で
どうぞご安全に。