こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市K様邸、大工工事進行中です。
室内はフローリングが貼られ、壁の施工へと移っています。たいぶ部屋感UP!してきましたね。
今日は、電気の配線工事にスポットを当てたいと思います。
電気配線工事は上棟後、約2週間前後くらいから始まります。天井裏や壁の内部にVVFケーブルという電線を張り巡らせるため、壁が施工される前に配線しなければならないからです。VVFケーブルは外側をビニールで保護されたケーブルです。ビニールを剥くと電流が流れる導体が出てくるヤツです。
梁や桁にケーブルをステープルで留め配線にたるみがないようにしっかり固定します。
透明のカバーは”ジョイントボックス”です。接続や分岐部分を保護しているんです。ケーブル同士を接続するにはビニールを剥きます。その状態のままで万が一発火した場合、断熱材に埋もれていたりすると大変です。火災防止や外からの影響を受けないよう守っています。
これはなんでしょうか。
これはコンセントボックスです。この中にケーブルを通します。
コンセントボックスやスイッチボックスを設置し配線した後、石膏ボードを施工し、その部分に穴を開けます。スイッチやコンセントの姿になるのは、クロスが貼られた後で工事の終盤戦という所でしょうか。
床から20cmくらいにコンセントをスイッチは1.2mくらいの高さに取り付けます。
こちらは、中が空洞になっている空配管です。電話配線やCATV、LAN配線は工事完成間際に行います。なので、あとで線が通せるように空配管を先に配管してスペースを確保しておきます。
LANケーブルの配線のようです(^^)/
先週のK様邸をご覧頂いた方は察しがつくでしょうか。ここには、電柱が立つそうです。その穴を人力で掘っていた場所です。穴に注意を促すようにカラーコーンが立っているので、目標の所まで掘り進めたようですね。電柱が立つのが楽しみです(^^♪
という事で
どうぞご安全に。