こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市H様邸、上棟から約1週間後の姿です。
外観は、茶色の箱型になりました。茶色の正体は、『構造用ハイベストウッド』です。
全体を一つの箱にして、壁面全体で地震や風を受け止めます。面で受け止めるので、力が分散し、どこか一部に負荷がかかるのを防ぎます。
そして、リサイクルマークが付いていますよ。地球に優しい証しです。
屋根には、防水シート『アスファルトルーフィング』が敷かれました。主原料がアスファルトなんです。
このルーフィングの上に仕上げ材が施工されます。時間の経過とともに起こる劣化や、予測できない雨など、仕上げ材で防ぎきれなかった雨を、室内へ侵入させないためのシートになります。
裏側です。アスファルトも色々な形になって活躍しているんですね。
窓が設置される所です。窓を支える『窓台』から白いシートが”ひらひら”しています。
窓用の水切りシートです。窓回りは雨漏りが起きやすい場所の1つなので、防水対策は大事ですね。
裏側はビニールのような素材で、見るからに水を弾いてくれそうな質感です。
バルコニーには、モルタルで勾配が付けられました。外側に雨水が流れるように傾斜を付けます。
防水はこれからなので、ブルーシートで養生がされています。写真が青っぽいのは、そのせいです。
これは、バルコニーの立ち上がり部分に使われている、『ケイ酸カルシウム板』略してケイカル板です。不燃ボードで湿気に強く、反りが少ないのが特徴です。
上棟直後は、構造がむき出しの状態なので、工事は、外回りから進んでいきます。
という事で
どうぞご安全に。