昨年、米寿を迎えられたS子様(一人暮らし)は、
長年住まわれた戸建の自宅から同じ市内で街なかの
マンションに住み替えました。
S子様との出会いは2015年10月。
ご自宅前の側溝に関連した問題のご相談でした。
S子様のご相談は長年のお悩みのことらしく、
現場でお話をお聞きしたところ、S子様だけで解決
できるものではない問題でした。市役所担当課に
かけ合い、町内会長にもご尽力頂き、解決の方向を
得ることができました。
何度かお会いしているうちに、S子様はご自身のお話に
なり、「88歳になったら車の運転を止め、免許証は返納
する。」よって、「駅近・買物便利な街なかに住まう」と
決めていたようです。他にもう一つ大事なこととして、
「自分名義のものを無くすこと」でした。自身が
亡くなったらのこともしっかり考えておいでです。
S子様から街なかのマンション購入の依頼を受けてから、
タイミング良く駅近・買物便利なマンションが見つかり、
親族の名義でご購入いただきました。
一人暮らしに見合ったリフォームもさせていただき、
‟快適な毎日„をお過ごしと喜んでいただいております。
長年住まわれた戸建の家も売却が終了したとお聞き
しました。
誰もがいつかは終わりが来ます。自分らしく生きるために
元気な間にご自身がやるべき整理をしていれば、後に
残された方々に何事もなく引き継ぐことができる。
不安を残すことのないよう、自身の廻りから整理して
いくことが大事なことと思います。
相続アドバイザー 望月 智江
リフォーム専用新製品の床材で、趣のある
落ち着いたお部屋になりました。