こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
清水町K様邸、新築工事の様子をご紹介します。
ベースコンクリートが打設されました。ベースコンクリートは建物、設備、家具、人、すべてを支えます。
ベースコンクリート打設後、押さえという作業を大洋工務店では、3回行っています。
コテでコンクリート表面を整えます。押さえには、表面を平にするだけでなく、耐久性を確保する目的もあります。コンクリートは凝結する過程で、再度振動を与えると強度を増す性質を持っています。コテで再度振動を与え、仕上げ面のコンクリートを緻密にし強化しているんです。
3回目の押さえが終了し、養生期間をおきます。
続いて、立ち上がり枠の設置です。
基準線に沿って、型枠を設置していきます。
型枠を金具で繋ぎ、コンクリート打設時の圧力に負けないように固定していきます。
立ち上がりコンクリートが打設され、型枠が外れました。
立ち上がりに金具が。長い方はホールダウン金物。地震などで、柱が土台から抜けるのを防ぐ為の補強金物です。なので最終的に、柱に固定されます。短い方は、アンカーボルト。基礎と土台を繋ぐ金物です。
基礎から出ている部分は約10cmほどですが、全貌は約40cm。実は、アンカーボルトも以外と長いんです。
立ち上がり下部に穴があいています。これは、給排水管が通る用の穴です。スリーブを入れてあらかじめ空間を確保し、コンクリート打設しています。
立ち上がりが迷路のようになっていると思いませんか。土間以外は、どこの空間にも行けるようになっているんですよ。水回り等のトラブルが起きた時や点検の際に床下に潜って作業します。その時に、床下点検口からどこの空間にも行けるようになっているんです。お施主さんは、お子さんと歩いてみると楽しめるかも?!です(^^)
当たり前ですが、使い終わったらお片付けがあります。今度は、トラックに積む作業。もう一仕事です<(_ _)>
という事で
どうぞご安全に。