大洋工務店の望月洋和です!!
このほどパナソニックからキッチンの新商品が登場しました。
家族で料理の需要が増加する中ストレス抱える家庭も
パナソニック ハウジングシステム事業部(以下、パナソニック)は、フラッグシップシリーズのシステムキッチン「Lクラス」で、新プラン「Idobata スタイル(いどばたスタイル)」を開発、販売を開始した。価格は約179万円から(定価)。
パナソニックが新型コロナウイルスによる暮らしの変化を調査するため、全国の20~69歳の既婚の男女各1000名に対し、今年6月にアンケートを実施した。
家の中で増えた新たな趣味はあるかとの質問に対し、「料理」と答えた人は「掃除、片付け」に次いで多く、新型コロナウイルス感染拡大に伴い在宅時間が長くなる中、家族で料理を楽しむ家庭が増えていることが分かった。
一方で、複数で料理すると、調理スペースの不足や動線などの問題があり、家族で料理を楽しみたいと思いながらも、ストレスを抱えている家庭も多い。
こうしたことから、パナソニックは家族で料理を楽しみやすくする新たなシステムキッチン「Idobata スタイル」を、フラッグシップシリーズのLクラスから発売した。
シンクを中央に配置作業スペースを左右に確保
複数人で料理する際に大きな問題となるのが、調理スペース不足である。一般的な対面キッチンの作業スペースはシンクとコンロの間に1か所しかないため、複数人での作業がしづらい。
こうしたことから、「Idobata スタイル」では、通常はキッチンの端に設けるシンクを中央に配置。
そうすることで、シンクを挟んで左右2か所に作業スペースを確保できるようにし、夫婦や親子で料理する時に肘と肘がぶつからない適度な距離を保って調理を楽しむことができるようにした。
向かい合っての料理や洗い物がしやすい
また、キッチンのタイプはダイニング側からもアクセスしやすいアイランド型としたうえで、ダイニング側からも作業しやすい「ラウンドアクセスシンク」を採用。
向かい合っての調理や洗い物を行うことが可能で、シンクを中心に夫婦だけでなく子どもも含めて4人以上での料理を楽しめる。
キッチンの収納の一部には、オープンスペースを設けた。
例えば、ダイニング側のオープンスペースにスツールを置くことで、座って料理したり、食事をとることが可能だ。
また、キッチン側のオープンスペースには、市販のワゴンやごみ箱を設置するといった使い方ができる。