こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市K様邸、新築工事の様子を紹介します。
鉄筋が組まれました。
鉄筋と地面の間に挟んでいるのは
スペーサーブロック。鉄筋を覆うコンクリートの厚み(かぶり厚さ)を確保するものです。
コンクリートの内部は、アルカリ性。これは鉄筋が酸化しにくい環境。なんですが、コンクリートは空気中の炭酸ガスなどの影響で少しずつアルカリ性が弱まってきます。これを中性化と言います。
中性化は、コンクリートが厚いほど鉄筋に到達するまで時間がかかります。そこでかぶり厚さを確保し、鉄筋やコンクリートの強度を守っています。
水まわりの入口やキッチンとリビングの通り道など、人がよく通る場所は通常よりも細かく鉄筋を組み、強度をUP!
鉄筋の継ぎ目の長さは十分取れているかなど、図面通り鉄筋が組まれているか検査をし
コンクリートが
打設されました(^^)/
養生期間のあと、立ち上がり枠設置の基準線が引かれました。
ひと際長いホールダウン金物。これは、柱が土台から抜けるのを防ぐ補強金物。
地震や台風などの引張力に抵抗するため、下側が傘の柄のようになっています。
オレンジの棒、レベルポインターは高さを揃えるための目印です。てっぺんの赤い印は、『高さを調整したよ』っていう印です。
スリーブも設置完了(^^)/
排水管を通すためのスペースを確保しています。
工事は、立ち上がりコンクリート打設に向かって準備が進んでいます!
という事で
どうぞご安全に。