こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市SK様邸、二世帯住宅新築工事の様子を紹介します。
室外と室内の給排水管設置工事が始まりました。建物の外側を掘り起こし
排水管を設置します。
あらかじめ、排水管用に確保した穴に管を通し
外側と内側の排水管を接続。
丸い形は”マス”。
汚水マスは、流れやすいようマスの底が排管の断面と同じ形で溝を切っています。
マスは、方向を変える時や合流部など詰まりやすい箇所に設置されます。万が一のトラブル発生時やメンテナンス時に、再び土を掘り返すことなく、マスのフタを開けるだけでメンテナンスが可能になります。
排水管、
”エルボ”といわれる接続管
マスが待機中。
黒い管は
水道管。現場での違いはありますが水道管の太さは20㎜が主流です。この太さは水栓の数で変わってきますが、SK様邸はもともと25㎜が引き込まれていたので25㎜を使います。
排水管設置する際、比較的広い場所はミニユンボを使えるのですが
建物との間が限られている場所は、人力です!立っているだけでも汗がじんわりする異常な暑さの中での工事は。。。いつもありがとうございます<m(__)m>
掘った後は埋め戻して
砂利を敷きます。土の状態だと雨水の跳ね返りで建物を汚してしまいます。建物から汚れを防ぐための砂利です。
床下にも給排水管が設置されました。
水道管と
青い管をつなげ
白い筒状のヘッダーと接続。ヘッダーは各水栓へ水を分配します。
タコ足配線のように各水栓とつながる配管をつなげます。青い管は水を、
オレンジの管はお湯を運びます。ピンク色はエコキュートと接続します。エコキュートで作られたお湯をヘッダーを通して各水栓へ分配します。
お湯や水を運ぶ管は、2重構想になっています。
白い管は架橋ポリエチレン管。簡単に言うと丈夫なプラスチック製の管。
それを保護しているのが、ピンクやブルーの樹脂製の保護管です。各水栓器具まで水やお湯を運んでいます。ヘッダーで水を分配し、二重構造の管で各水栓と接続する工事を”さや管ヘッダー工法”といいます。
基礎工事、あと少しです(^^)/
という事で
どうぞご安全に。