こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
清水町K様邸、新築工事の様子を紹介します。
壁に湿気は通すけど、水は通さない”透湿防水シート”がはられました。
室内で発生した湿気を外に逃がす透湿性で壁内の結露を防ぎ、外壁側からの雨水の侵入があった場合、室内に水の侵入を防ぐ防水性を持っているシートです。
屋根をガルバリウム鋼板の縦葺き(たてぶき)で仕上げます。
縦葺きは、雨水がスムーズに流れるので雨漏りのリスクが軽減されます。
ガルバリウム鋼板は、屋根材として非常に軽量です。屋根が軽いと建物の耐震性が上がります。人も頭に重たい物を乗せるとふらつくのと同じです。
太陽光パネルを乗せるとさらに重たくなるので、屋根材は軽い方が安心です(^^)
最近は、こちらの制震装置を付ける方が多くなりました。木造用建物用制震ダンパー”ダイナコンティ”
円柱状のダンパー部分が、建物の揺れとは反対方向に動き、揺れにブレーキをかけます。早い揺れをゆっくりに、大きい揺れを小さく。
建物に伝わる地震のエネルギーが約20%~40%軽減されます。
天井の隅に斜めに掛かっているのは、火打ち梁(ひうちばり)。地震や台風時の水平力による変形を防ぎます。
柱や筋交いが
金物で固定され
特定の柱は、ホールダウン金物で固定されました。
基礎から登場していた、柱が土台から抜けるのを防ぐホールダウン金物の完成形です。
ホールダウン金物は上にも潜んでいます。
柱が梁からも抜けないよう補強します(^^)
床下の排水管が床上に顔を出し
1階天井にも固定されました。
上棟後すぐに始まる電気配線工事。天井にコンセントやスイッチが付く近くの場所まで配線しておきます。
スイッチやコンセントの付く位置に黒いボックスを付けます。あくまで仮の位置。この後、お施主さまに現場にて打合せを行い、コンセントやスイッチの位置を確定していきます。現場で実際確認すると「おや?!」っと気づく事があると思います。そんな時は、遠慮せず経験豊富な職人さんたちに、ご相談ください(^^)/
という事で
どうぞご安全に。