こんにちは。
大洋工務店　皆川です。
三島市M様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。

上棟直後は、構造がむき出しの状態です。雨の影響を最小限に抑えるため、工事は外回りを優先に進めます。

まずは雨を直に受ける屋根。上棟直後に屋根を採寸し、屋根用の防水シート、改質アスファルトルーフィングを敷きます。

屋根の仕上げ材だけでは、100％雨水の侵入を防ぐことはできません。わずかに侵入してきた雨水を防いでいるのが、こちらの改質アスファルトルーフィングです。

室内は

外回りの壁に、構造用合板をはっています。

今回はいつも登場する構造用ハイベストウッドではありません。

構造計算の結果、構造用ハイベストウッドは強度不足だったため、構造用合板を使います。

構造用合板は、薄くカットした板の繊維を互い違いにして合わせた面材です。

こちらが構造用ハイベストウッド。廃木材のチップを繊維状に加工したもの。

3階建ては構造計算がとても厳しくなるそうです。構造用ハイベストウッドの強度が低い訳ではありませんのでご安心を。

こちらも初登場。梁と柱を固定する金物の青バージョン。これは高耐力タイプです。金物も、より強度高さが必要になります。

大きな荷重がかかる柱が横架材にめり込むのを軽減する土台プレート。

建物の柱がめり込むと建具の変形や上階が傾くなど悪影響が生じます。プレートを挟み、荷重がかかる面積を広くすることでめり込みを防止します。

という事で
どうぞご安全に。