こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
三島市T様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
1階床登場(^^)/
1階の床板の下、土台と土台の間に断熱材を入れます。
押出法発泡ポリスチレンフォームという種類の断熱材です。断熱材は工場でカットされた物が届きます。
隙間ができないよう、上からかなりの力で押し込んでいくジャストサイズ感です。
土台に断熱材の受け金具を取り付け、断熱材が下にずれ落ちることを防ぎます。
床下の様子。基礎に支えられない木材を支えるのは床束(ゆかつか)。床の水平を確認しながら、床束を固定します。なかなか見る事ができないアングルの写真を撮ってくれたのは大工さん(^^)/さすがです!!
大洋工務店では、1階床板は上棟から10日前後で施工されます。床下は湿気を帯びやすい場所。なるべく乾燥した床下環境に整え、床板工事に入ります。1階床板がはられると、普通に歩けるようになります。当たり前ですが、工事中はそうでない事がたくさんあるのでうれしい瞬間でもあります(^^)
制振装置”ダイナコンティ”。木造建物に取付け、オイルのねばりを利用して、地震による揺れをゆっくりにする、また建物の傾きを軽減する装置です。
建物が揺れる方向と反対に動き、揺れにブレーキをかけ、早い揺れをゆっくりに、大きい揺れを小さくし、建物に伝わる地震のエネルギーを約20~40%軽減します。
ダンパー部が180度回転できるため、建物がねじれた場合にも対応できます。複雑に揺れる木造建物の中で、どのような状況でも常に安定した効果を発揮し建物構造を守ります。
ところで耐震等級3でも、制振装置って「必要なの?!」「必要です!」役割が違います。揺れに踏ん張って耐える「耐震」、揺れを小さくする「制震」。地震で揺れるたび建物にダメージが蓄積され、力が弱くなってしまいます。
そこで制振装置を取付け、揺れを吸収し負担を減らし、建物の劣化を抑えます。劣化が進んだとしてもダイナコンティの効果が増すため、耐震のサポートとして威力を発揮します。
より安全、安心な建物にするために、制振装置の設置をおすすめします。
という事で
どうぞご安全に。