こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
長泉町U様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
建物が建つ外周を、基礎の底となる深さまで掘ります。根切という工程です。
こちらの土地は、高低差があります。土が盛られているのではなく、溶岩で盛り上がった土地です。
溶岩は非常に硬いので、簡単に砕く事ができません。そのため、地形を活かした建て方をしていきます。
ですが、まったく溶岩の影響を受けることなく、工事を進める事はできませんでした。
ユンボの先端を”ブレーカ”にかえて、
連続打撃をし溶岩を破砕していきます。重機を使っても簡単に進める事が難しく、この日で3日目。少しずつ砕いていきます。お察しかと思いますが、地盤改良工事は必要ありませんでした。
何とか次の工程へ。捨てコンクリートが打設されました。
捨てコンクリートは、建物を形作る型枠の土台となり、型枠設置するための基準線を引くためのもの。
構造に直接関係がないため、強度が必要ありません。そのため、鉄筋を組まない無筋コンクリートです。
捨てコンクリートの厚さは約5㎝。普段は見る事がない、捨てコンクリートの断面です(^^)
砕石で締め固めた所に建物を建築していきます。
捨てコンクリートに型枠の基準線が引かれ
型枠設置。まずは、高基礎部分から基礎工事始めます。
という事で
どうぞご安全に。