三協立山、アルミ押出ライン増設 EV市場への供給能力増強

三協立山(富山県高岡市)は1月11日、三協マテリアル社 新湊東工場(富山県射水市)を拡張するとともに、新たな押出ラインを増設すると発表した。
着工は7月1日、竣工予定は2025年10月31日。
投資予定額は約120億円。

同工場は、大型形材に特化したアルミニウム押出形材を製造する押出工場。
今回のライン増設によってアルミ形材の供給能力を増強し、自動車のEV化・他のアルミ需要の拡大に対応していく。
増築面積は1万2862㎡。
増築部分の屋根上にはPPAモデルによる太陽光発電システムを設置し、発電した電力は同工場内で使用するなど、サステナビリティにも寄与するとしている。

同社は、長期ビジョン「VISION2030」の達成に向けてマテリアル事業に注力しており、今回の取り組みでは中長期で成長が見込まれるEVを中心とする自動車分野への供給能力の増強を図る。

※以上、新建ハウジング記事より抜粋

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