固定金利・変動金利、どっちが良いか

みなさんこんにちは!!
大洋工務店の望月洋和です!!

今日から8月。
という事で、各金融機関から8月の固定金利の利率が発表されております。

 

住宅ローンの金利には、大きく分類して「固定金利」と「変動金利」があります。
固定金利にもいくつかの種類があり、3年固定、5年、10年、20年、35年と分かれております(金融機関により異なります)。金利も年数ごとに違います。
また、固定金利は毎月金利が発表され、その月の金利が住宅ローンごり用事に適用となり、例えば35年固定であれば35年間同じ金利で、支払い総額も最初から見えているので、安心して生活していただけるメリットがあります。

 

一方変動金利は、年2回(4月と10月)に金利が発表されます。
固定金利と違い、金利が変わると支払いもかわってきます。
支払い総額も、最初の時点ではわかりません。
ただし、固定金利が1%台前半に対し、変動金利は0点台後半(0.7~0.8位)。

 

固定金利と変動金利、どちらを選べばよいかというご質問、よくあります。
これはとても難しいのですが、お客様の状況にもよります。
私の考えでは、子育て世代の20代、30代のお客様でしたら、まずは変動金利をオススメします。
一番お金のかかるこの先15年~20年、住宅ローンで無理をしてほしくないからです。
ではなぜ変動金利が当初15年から20年は有利という見方ができるのか。
住宅ローン金利は、特にサラリーマンの方の収入を目安にしている傾向があり、もし全国的に収入が増えるようであれば金利は上昇すると思います。

 

今の日本は不景気ではなく、『下りトレンド』といわれております。
(不景気とは一時的に景気が悪い事)
人口減少、少子高齢化、非正規雇用の増加など、これからますます進むことになるでしょう。
そんな中金利を上げてしまうのは、銀行にとって新規顧客の獲得が難しくなるだけでなく、現在住宅ローンを支払っている方々が、払えなくなってしまうリスクがあります。

以上のような観点から、しばらくは金利を上げることは難しいであろうと考えております。
もちろん推測に過ぎないので絶対ではありません。
変動金利を選択される方は、金利の動向をよく注視し、上昇局面では固定金利への切り替えも是非ご検討いただければと思います。

 

住宅ローンにつきましては、『家づくりカレッジ』で詳しくご案内させていただいておりますので、是非お気軽にご参加ください。
皆様にお会いできる事を、楽しみにお待ちいたしております(^-^)

望月 洋和

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