国産木製サッシ×放射冷却素材による環境配慮型窓を開発

カシワバラ・コーポレーション(東京都港区)とグループ会社の日本の窓(青森県十和田市)、日本空港ビルデング(東京都大田区)は、日本の窓が製造する国産杉の木製サッシ「MADOBA(マドバ)」と日本空港ビルデングが取り扱う放射冷却素材「Radi-Cool(ラディクール)」を使用した住宅・建築物向けの窓を開発した。

「MADOBA」は断熱性に優れた木製サッシ。
「Radi-Cool」はラディクールジャパン製の放射冷却素材で、放射電磁波の波長を8~13μmに変換して自然の放射冷却現象を促進。
太陽光を反射し、放射冷却で室内の熱も放射することで、エネルギーを使わずに室温を下げることができる。

今回開発した窓では、放射冷却を高める設計と日射を反射する技術を組み合わせることで、表面の蓄熱を防ぐとともに、裏面の熱を吸収・放射。
国産の杉材を使うことで、製造から廃棄に至るまでのライフサイクルCO2排出量を抑えられるとする。
羽田空港第1ターミナルで設置事例を公開している。

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