※新建ハウジング記事より抜粋
国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による「住宅省エネ2025キャンペーン」総合ウェブサイトがこのほど開設された。
キャンペーンの総合案内や住宅事業者向けの「住宅省エネポータル」、各事業へのリンク、問い合わせ窓口、更新情報などが掲載されている。
補助金を申請するための事業者登録や補助金の受け取りなども、同サイト上の「住宅省エネポータル」を通じて行う。
また、今年から新設された「GX志向型住宅」(高度エネルギーマネジメントシステム《HEMS》を導入する住宅)への補助金を申請する際、「GX建築事業者」として協力意思表明を行う必要があるが、その登録申請についても同サイトから行う。

2025年に実施する補助事業は、以下の4種類。2024年11月22日以降に着手した工事が対象となる。各事業とも予算上限に達するまで(遅くとも12月31日まで)申請を受け付ける。
事業者登録(統括アカウントの発行)開始は3月10日頃、各事業の担当者が使用する「担当者アカウント」の発行は3月下旬を予定している。
2025年度の補助事業
①「子育てグリーン住宅支援事業」(国交省)では、省エネ性能を備えた新築住宅(注文住宅/分譲住宅/賃貸住宅)および省エネリフォームの工事費用を助成。
長期優良住宅・ZEH水準住宅は、子育て世帯および若者夫婦世帯のみが対象となっているが、GX志向型住宅および断熱改修・住宅設備の省エネ改修はすべての世帯を対象としている。
ただし、災害危険区域などに建築される住宅は対象外となる。
予算額は新築が1850億円、リフォームが400億円。
②「給湯省エネ2025事業」(経産省)は、エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームなど高効率給湯器の設置(新築・リフォーム)を対象に実施。
予算額は新築・リフォームとも580億円。
タイプは「購入・工事タイプ」と「リース利用タイプ」の2種類。
③「賃貸集合給湯省エネ事業」(経産省)は小型省エネ型給湯器(エコジョーズ/エコフィール)への改修が対象で、予算額は50億円。
タイプは「リフォーム工事タイプ」と「リース利用タイプ」の2種類。
追い炊き機能の有無により補助額が異なる。

④「先進的窓リノベ事業」(環境省)では、窓など開口部の断熱改修を対象に支援を実施。予算額は1350億円。
ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換を対象工事としている。
一戸当たりの上限額は200万円。
事業者登録は3月開始予定
補助金の申請手続き・受け取り、一般消費者への還元は、これまでの省エネ事業と同様に施工事業者側で実施。交付申請を行う際、「住宅省エネポータル」のアカウント(統括アカウント・担当者アカウント)の取得が必要となる。
2024年キャンペーンからの継続参加手続きは2月20日をもって終了しているため、手続き行っていない場合は、新たに事業者登録を行う必要がある。
《参考資料》
◆※重要※住宅省エネ2025キャンペーンへの継続参加を希望する場合について
(住宅省エネ2024年キャンペーン公式サイト・2月10日掲載)
GX協力事業者を公表
①「子育てグリーン住宅支援事業」のうち、HEMSを導入する「GX志向型住宅」については、施工事業者による「GXに対する協力表明」が必要となる。
表明方法には2種類あり、一方は統括アカウントから事業者登録の過程で表明、もう一方は専用のアカウントを新たに取得して表明する。
協力表明を行った事業者は、キャンペーンのホームページ上で「GX事業者」として公表される。
表明内容についての詳細は現在未定で、3月中に決定される予定。

