積水化学工業(東京都港区)住宅カンパニーは4月23日、2023年度の新築戸建て住宅「セキスイハイム」のZEH比率が、前年比2ポイント増の96%となり、同社過去最高水準を更新したと発表した。累計棟数は5.3万棟。
このうちエネルギー削減率が最も大きい『ZEH』比率は2ポイント増の90%と7年連続で伸長し、累積4.7万棟を超えた。(ZEHおよびZEH比率は北海道を除く、ZEH供給棟数は北海道含む)
同社は2023年4月に、PV搭載効率を約10%向上させた新屋根システム「e-Hat(イーハット)」を開発するなど、大容量PVによる再エネ活用を推進。2024年3月には、ZEH+水準を上回る断熱等級6仕様と蓄電池を標準搭載した商品パッケージ「ミライクラス+(プラス)」を発売した。
こうした環境貢献度の高い住まいのへの取り組みを広げるため、2021年からは全邸ZEH仕様の「戸建スマート&レジリエンスまちづくり」を展開。2022年に『ZEH』を標準とする高付加価値分譲地ブランド「ユナイテッドハイムパーク」を立ち上げるなどZEH率向上に注力し、2023年度の建売住宅(分譲)におけるZEH率は99%となった。
※以上、新建ハウジング記事より抜粋