ドリカム中村が担い手不足に言及「若い人にもっと来てほしい」

※新建ハウジングより抜粋

人気ユニット、DREAMS COME TRUEの中村正人さんは日本建設業連合会(日建連)が建設業における女性の活躍を支援するために設立した「けんせつ小町委員会」YouTubeチャンネルに出演。
建設業界の課題である「若手の担い手不足」に関して言及した。

ライブ会場の設営などにも携わるという中村さんは「コンサート業界だけ見てもやっぱり若手が減っていることは確かですね。若手の男子ですね。
逆に女性が非常に増えています。
女性男性関係なく若者をゲットしたければ仕事の内容を細かく宣伝していく必要があるんじゃないか」と実体験から持論を唱えた。

分業制が浸透し、現場監督がひとつの現場に常駐するのが難しくなっている現状にも触れ、「その中で一番大切なのは現場の人。
建築物がよくなるかどうかは現場一人ひとりの技術なんですよ」とキッパリ。
「この業界はもっと一人一人の努力や研鑽、非常にやりがいのあるもの。イメージ的なものじゃなくて、一つ一つの工程にやりがいのある職種なんだというのが伝わるといい」と力説した。

さらに「今の時代、短い時間で理解したいという人間性になってきている。『短い時間でプロになれますよ』っていう環境を作る、考え方を浸透させると、若い人たちも来てくれる」
と時代に合った考え方も提唱。
ほかにも手に職をつければ長く働けることもアピールし、将来的には地球環境に優しい建築物に入れ替わっていくことで建設業に需要があることも見据えた。

中村さんは「けんせつ小町委員会」が立ち上げた子どもたちにプロ仕様のウェアやユニフォームを着てもらい、より建設業のことを好きになってもらうための新企画「ユニフォームから建設業界を変える!ドリームプロジェクト」に参画している。
「SNSが発達して、情報がいっぱい入っているので、子供向けというより、我々がかっこいいと思っているユニフォームをそのまま着てもらうというか。
大人の世界に入ってもらえれば」とユニフォームの構想を語った。

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