南極で40年使用しても変化しないEPS付加断熱工法—JEPSA

発泡スチロール協会(JEPSA、東京都千代田区)は、EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)断熱材を用いた木外装材仕様の「EPS付加断熱工法」を提供している。
これまでEPS断熱材を使用したことのない工務店でも施工できるとして、全国の工務店に提案する。

南極の昭和基地で、観測用木造建物の外壁・屋根・床などに利用されたEPS断熱材。
40年間にわたる厳しい環境の中でも、断熱性能は建設当時と比べてほとんど劣化していないことが竹中工務店技術研究所と日本大学の調査の結果、証明されている。

同工法は、2020年に木造軸組で外壁材に木板(厚15〜30、働き幅100〜240mm、縦張りまたは横張り)、付加断熱にEPS断熱材(厚20〜100mm)を用いた充填断熱併用の防火構造30分認定を取得。
このほど、枠組(2×4)工法でも防火構造30分認定を取得した。
この防火構造認定により、木外壁への不燃処理等が不要となり、外壁の木質化が容易に。多様な外壁デザインも可能になる。
地域産木材と各地方自治体の木材利用補助金を利用して、地元材の活用にも貢献できるとする。

※以上、新建ハウジング記事より抜粋

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