長期優良住宅の耐震基準引き上げでパブコメ

長期優良住宅の耐震基準引き上げでパブコメ

国土交通省は6月17日、「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準」を一部改正する告示案について、パブリックコメントの募集を開始した。
告示案は、長期優良住宅の耐震基準を引き上げ、耐震等級3への適合を求めるもの。パブコメの受付締切は7月17日。8月上旬に公布され、施行は10月1日の予定。

長期優良住宅の省エネ性能に係る基準は、10月1日に断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6に引き上げられる。
また、省エネ基準も、2030年までに同等水準とすることが予定されている。

一方、昨年度の社会資本整備審議会で、省エネ化による重量増への対応として、建築基準法上の必要壁量などを見直すとされていた。そのため、先行して省エネ性引き上げが行われる長期優良住宅において、耐震基準も見直すとした。

改正後は、2階以下の木造住宅を、壁量計算によって設計する場合は耐震等級3への適合が必須。
また、太陽光発電設備等を屋根に設置する場合は、「軽い屋根」であっても「重い屋根」の壁量基準に適合を求めることとする。

※以上、新建ハウジング記事より抜粋

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