※新建ハウジング記事より抜粋
飯田グループホールディングスは9月14日、連結子会社のアイディホームの元役員が道路交通法違反(スピード違反)で執行猶予付き有罪判決を受け、宅建業免許ならびに建設業許可の欠格事由に該当していることが発覚したことから、アイディホームの宅建業免許と建設業許可を自主的に廃業すると発表した。
同社は改めて体制を整備し、免許の再取得に向けて申請を行う考え。
自主廃業に伴い、アイディホームは土地の新規仕入契約や保有物件の新規販売契約の締結ができなくなるが、既に契約を締結している分の決済業務は可能。
戸建分譲事業の施工業務は可能だとし、軽微な工事の場合には建設業許可が不要であるため、当該請負契約を目的とする活動は可能だとしている。
飯田グループホールディングスは、再発防止の体制を整え次第、速やかに宅建業免許と建設業許可の再申請準備を進める方針。
業績への影響については、2023年3月期の連結業績への影響は軽微だとしている。