東京都港湾局、東芝エネルギーシステムズ、YKK AP、関電工、東京テレポートセンターは7月18日、協定を締結し、8月5日から臨海副都心青海地区のテレコムセンタービルにおいて、フィルム型の次世代型ソーラーセル(ペロブスカイト太陽電池)を活用した建材一体型太陽光発電内窓の実装検証を開始すると発表した。期間は2026年1月20日まで。
既存ビルでの実装を見据え、次世代型ソーラーセルの内窓設置における発電性能や熱線反射ガラス越しでの実用性等を検証する。なお同検証は、東京都環境局の開発事業者向け支援事業による助成を受けて実施する。

東京都港湾局が企画・調整、東芝エネルギーシステムズが次世代型ソーラーセルの提供と発電継続性検証、YKK APが全体設備構成検討と発電内窓の開発、性能分析・評価、関電工が電気システムの実証と分析・評価、東京テレポートセンターが既存ビル導入に向けた技術的支援を担当する。
検証を通じて、次世代型ソーラーセルの実用化に向けた技術開発を推進し、脱炭素社会の実現とエネルギーの安定確保に取り組んでいく。
※以上、新建ハウジング記事より抜粋
