みなさんこんにちは!
大洋工務店の望月洋和です!
三島市S様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
基礎工事、外部・内部配管が終わりました。
非常にきれいに基礎が仕上がりました。
この基礎はベタ基礎という、国内では多くの住宅で採用している基礎の工法になります。
弊社では全住宅を『長期優良住宅』、『耐震等級3』の認定を受けておりますが、鉄筋のピッチや太さなど、通常の基礎よりも強度が強くなっております。
基礎は建築工事の中で一番初めに行う工事となり、この基礎の仕上がり具合で、次の工程や全体の仕上がりに影響が出るので、とても重要な役割を果たしております。
(住宅を検討段階では、ほとんど気にしない部分かもしれませんが)
さて、基礎工事が終わりますと、いよいよ大工工事!
大工工事は、家づくりの全工程の中で最も長く時間を要する、家の『要』になります。
約2か月強、大工さんはほぼ毎日現場に通う事になります。
大工工事の始まりは、『土台施工』です。
土台とは、構造躯体の最下部に設けられる構造材で、柱などの荷重を支え、基礎に伝える役割を果たします。
また、建物全体の「水平」の基準にもなります。
基礎(コンクリート)の上に材木を寝かせ、アンカーボルトで固定したものを土台として使用します。
ちなみに、基礎と土台の間に黒い物がありますが、『基礎パッキン』と言います。
基礎内の通気をとり、木部とコンクリートの直接の接触を防ぐ役割も果たしております。
土台には、腐蝕に強い桧やヒバなどが用いられ、さらにシロアリを防ぐ防蟻剤や腐食を防ぐ防腐剤を染み込ませております(防蟻処理)。
基礎から土台までアンカーボルトで緊結して建物を一体にさせているから今の新築住宅は強度が強いのです。
ちなみに、基礎の立ち上がりの上に設置されているものを「土台」と呼び、基礎の上に無く、束と呼ばれる脚で支えられているものを「大引」と呼びます。
土台敷きはどの現場でもおおよそ1日で作業が終了。
次は足場を組んで、いよいよ上棟です!
現場の皆さん、どうぞご安全に!
大洋工務店 望月洋和