こんにちは。
大洋工務店　皆川です。
御殿場市O様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。

柱や梁、屋根までを組み上げる上棟工事が始まりました。まず、1階管柱(くだばしら)を立てます。

管柱は、その階だけに立つ柱。1階の管柱は2階床を支え、荷重を土台に伝えます。

土台から軒まで継ぎ目がない柱は、通し柱。1階と2階を一体化させ、構造的な強度を高めます。そのため、管柱より太い柱です。

上棟工事は、1日で大量の木材を組み上げていきます。間違いがないよう、また確認ができるように材料すべてに、記号・番号がふられています。「を」は通りを表します。この管柱は「を」通りの2番の柱。図面と連動しています。これにより、大工さんは図面を見ずに進められます。

管柱が立つと、2階の床の高さで建物をぐるっと囲う、胴差や梁などの横架材を組んでいきます。管柱は、大工さんが担ぎますが、

それ以外の木材は、クレーン車で吊ってもらいます。この日は、小雨が降ったりやんだり。

クレーンの運転手さんは、地上から上を見ながら大工さんの指示する場所へクレーンを操縦します。そのため、上部もガラスになっていて、ワイパーも付いています！上部ガラス用のワイパーがとても新鮮(^^)/

胴差や

梁を組む時、

揺れます！風も吹きます！！そんな環境下で、大工さんは何ともない感じで、梁の上を歩き、木づちを振ります。何度見ても感心します。

梁を組み始めると、羽子板金物で固定。地震や台風時に梁の脱落を防ぐ補強金物です。

1階フォルムが見えてきました(^^)/

後半戦は次回へ。

という事で
どうぞご安全に。