こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
長泉町U様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
バルコニーの養生が外れて、すっきりしました(^^)/
バルコニーはFRP防水。浴槽や船舶にも使われる工法です。
ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜたものをガラス繊維に
塗って防水層をつくります。
よーく見るとガラス繊維の名残があります。お引渡し直前に仕上げ材を塗って完成です。
破風板から少し屋根が突き出している下側を
外壁と同じ系統の色で塗装します。雨水から守るため、下からのぞいた時に木材の色が目立ってしまわないために。住宅は結構おしゃれさんなんです(^^)
壁から突き出ている屋根の下側に下地が組まれました。軒天ボードをはるための下地です。この下地が組まれると、サイディングはりが始まる合図です。
住宅には「耐震等級」というものがあります。消防署や警察署など、災害時の救護活動や復興の拠点となる施設は、耐震等級3を確保するよう定められています。複数回大地震に見舞われたとしても、修繕すれば住み続けることができ「長期優良住宅」に認定されるための条件が耐震等級3です。大洋工務店は耐震等級3です。
大洋工務店では制振装置をおすすめしています。耐震等級3なのに制振装置は必要なのか。耐震は揺れに耐える力。揺れが大きいほど住宅にダメージが。そこで制振装置で揺れを小さくし、耐震+制震で繰り返しの地震から住宅を守っています。
制振装置”ダイナコンティ”。設置場所はメーカーさんのルールに基づいて、指定された場所に固定します。建物の大きさや間取りによって変わりますが、1棟での平均設置本数は6~8本くらいです。
オイルダンパーは、オイルのねばりを利用して、
建物が揺れる方向と反対に動き、揺れにブレーキをかけます。早い揺れをゆっくりに、大きい揺れを小さく。繰り返し起こる地震に効果を発揮します。
いつ来るかわからない不安や繰り返す地震から守ってくれる制振装置を設置する方、増えています。
ということで
どうぞご安全に。