こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
長泉町U様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
今後工事に影響するであろう溶岩を削っています。
重機の先端に取り付けたブレーカーで、溶岩に連続打撃を与え、少しずつ削っていきます。
削ってはまわりを掘り、深さを確認します。まだ足りなかったようです…。危険な暑さの中、地道な工事が続きます。
給排水管を配管できるスペースや外構工事で階段をつくれるように溶岩が削られました(^^)/1週間強及んだ溶岩除去工事終了です!!
大工さんへバトンタッチ。土台が搬入されました。
基礎立ち上がりの上に基礎パッキンを敷きます。
基礎パッキンは基礎と土台の間に挟みます。コンクリートは湿気を帯びやすい性質です。コンクリートに土台が直接触れているとコンクリートの水分を土台が吸ってしまいます。乾燥性に優れたヒノキを使っていますが、それでは耐久性を維持できません。
基礎パッキンは2種類あります。穴が開いているものと、そうでないもの。穴は、床下を換気する通気層になっています。
穴があいていない気密パッキンは、浴室や土間に使います。浴室や土間は床下に断熱材を入れる事ができないので、床下まで室内とする基礎断熱をします。通気層があると断熱効果が発揮できないので、気密パッキンを使います。
木材と木材を組み合わせ固定できるように加工されています。この加工は継ぎ手。長さの足りない木材をつなぎ合わせる時に使う、腰掛鎌継ぎ手。
アリ仕口。仕口は直角につなぐときの加工。継ぎ手や仕口はあらかじめ工場で加工されます。
土台に付けられた印。これはアンカーボルトやホールダウン金物の位置です。現場で合わせて穴を開けます。図面通りに金物を取り付けても、まったくずれなく設置はできません。現場加工が必要なこともまだまだあります。
ホールダウン金物を土台に通し、アンカーボルトで土台を緊結。基礎と土台ががっちり固定。
継ぎ手や仕口をビスで固定します。
基礎立ち上がりに支えられていない大引き。大引きを支える床束(ゆかつか)を取付けます。
土台据え付け完了(^^)/
いよいよ上棟工事が始まります。
ということで
どうぞご安全に。