こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
三島市M様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
クレーン車スタンバイOK!上棟に向けて工事を始めます!!
1階、管柱(くだばしら)を組みます。管柱はその階にだけ立つ柱。2階床を支え、荷重を土台に伝えます。通常、10.5㎝の管柱を使いますが、今回は12㎝を使っています。ウッドワイスラーメン金物を使い、大空間を作るためです。
管柱より長い柱は、通し柱。土台から軒まで継ぎ目がない柱です。2階床の高さで建物を囲う胴差しに固定し、1階と2階を構造的に一体化します。
管柱は大工さんが担いで組んでいきます。ウッドワイスラーメン金物を使う平柱は、クレーンで吊ってもらいます。
コンクリートに埋め込んだアンカーボルトと緊結した、柱脚金物にはめ込み(動画はこちらから)
ドリフトピンで固定。
このドリフトピンは、柱と金物を緊結するとても大事なアイテムです。抜ける事を防ぐため、簡単に入りません!!大工さんが、ピン打ちで苦笑いするほどです。動画はこちらから
管柱が組み終わると、梁や桁など横に渡す木材、横架材を組んでいきます。
ウッドワイス梁受け金物に合わせて
はめ込み、これもまたドリフトピンで固定。
その工程を
繰り返し行い
2階床下地完成(^^)/
2階床板をはっていきます。
その頃、1階では仮筋交い(かりすじかい)で柱を固定中。
柱の垂直を測る道具「風防さげふり」
円錐形の重りが中心で止まることで、柱の垂直を確認します。確認後、傾かないよう仮筋交いで固定します。
青い空に梅が映えます。2月にしては暖かい日。上棟に向けて工事が進みます。
続きは次回。
という事で
どうぞご安全に。