こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
三島市M様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
外観が茶色から白に。白いシートは、透湿防水シート。外壁材の隙間から入ってきた雨水をシャットアウトする防水性、室内の湿気を外へ排出する透湿性を持っています。
無数に存在する繊維の隙間から湿気が抜けていくため、結露を防ぎ、木材や断熱材の乾燥状態を保ちます。
湿気は通しても水を通しません。長期にわたり、外部からの雨水の浸入を許しません。施工中の多少の引っ掻きや引っ張りにも耐える強度があり、タッカー穴の広がりも軽微です。
リビング、ダイニングに床暖房。
電気を使った床暖房です。フィルムの厚さは0.35㎜。発熱体が通っているので、フローリングを固定する釘打ちは、決められた場所に打ちます。
床暖房は足元から暖める心地のいい暖房です。風を起こさないので、乾燥やほこりも気になりません。ご実家で床暖房を使っていた方は、ほぼご自身のご自宅にも採用されます。快適さを知っているからこそですね!
バルコニーのFRP防水が完了!ブルーシートの養生が取れました(^^)/
FRP防水は、ガラス繊維のマットにポリエステル樹脂を塗り込みます。この工程を複数回行い、防水層を作ります。継ぎ目がないシームレスな防水層のため、浴槽や船など高い防水性が求められるものに使われます。
よーく見るとガラス繊維が見て取れます。完成直前に、トップコートで仕上げます。
家全体が、透湿防水シートに覆われました。そして、足場の階段が延長されました(^^)/これで私でも、屋根が見える高さまで行くことができるようになりました。
屋根材はガルバリウム鋼板。とても軽量のため耐震性に優れています。地震の際屋根が重いと、建物は大きく揺れ、その分躯体への負荷も大きくなります。屋根が軽いと、建物の耐久性も向上します。
ガルバリウム鋼板の立平葺きは雨漏りリスクを低減します。屋根に落ちた雨水を遮る物がありません。緩い勾配でもどこかに溜まることなく、雨水が流れていきます。
という事で
どうぞご安全に。