こんにちは。
大洋工務店皆川です。
三島市SK様邸、二世帯住宅新築工事の様子を紹介します。
玄関ポーチや土間
掃出し窓のステップ
エコキュート土台にコンクリートが打設されました。
2世帯住宅なので、エコキュート土台も2台分のスペースを確保しています。
玄関土間は室内ですから、断熱材を入れる必要があります。ただ床の位置に断熱材を入れる事ができないので、基礎断熱とします。
発泡スチロールのような押出法ポリスチレンフォームという水に強い断熱材を、基礎立ち上がりに沿って入れます。玄関ポーチなどの型枠が取れると、基礎工事終了。そして
大工工事へ移ってきました(^^)/柱を組む土台が据え付けられました。
土台は、基礎と柱の仲介役です。土台がしっかりと固定されていないと建物に影響を及ぼすので
アンカーボルトでガッチリと固定します。
土台と基礎の間に、基礎パッキンを挟みます。湿気を帯びやすいコンクリートと、水が大敵の木材が直接触れていると、腐りの原因に。
そこで、土台とコンクリートの間に基礎パッキンを挟み、水を立ち切っています。
さらに、基礎パッキンは換気用の穴があいており、床下の通気層になっています。湿気を帯びやすい床下を換気し、土台の耐久性を維持します。
そんな大事な基礎パッキンに防水テープ!通気ができないのでは?!建物が建ち、水対策が進むと防水テープを剥がします。それまでは、雨水が通気口から床下に入ってきてしまうので、防水テープでガードです。
基礎立ち上がりに支えられない木材”大引き(おおびき)”。
大引きは、”床束(ゆかつか)”が支えます。建築では、短い縦材の総称を”束”と言います。屋根には、小屋束(こやつか)があるんですよ(^^)
土台が組まれた後、薬剤を散布します。これは防蟻(ぼうぎ)処理といってシロアリを予防する薬剤です。
土台や大引きは、乾燥性に優れ湿気に強く、耐朽性のあるヒノキを使用していますが念には念をです!
いよいよ上棟(^^)/
という事で
どうぞご安全に。