こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
伊豆の国市K様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
土台、据え付け完了(^^)/コンクリートの基礎と建物の仲介役が土台です。
土台に開けられた穴、ほぞ穴に柱を組んでいきます。そのため、土台は基礎にがっちり固定しなければいけません。
基礎立ち上がりに埋め込んだアンカーボルトを
土台に開けたアンカーボルト用の穴に通し、
土台と基礎をアンカーボルトで
緊結します。
基礎と土台の間に基礎パッキンを挟みます。コンクリートは湿気を帯びやすい性質があり、その水分を土台が吸収してしまうと、土台の耐久性が低下する原因に。土台は柱が組まれる重要な部材です。基礎パッキンでコンクリートとの縁を切っています。
基礎パッキンは2種類あります。穴が開いているタイプとないタイプ。基礎パッキンの穴は、通気層になり床下の換気をしています。これに対して穴なしタイプは換気をしてはいけない場所に使います。
浴室や、玄関土間は床に断熱材を入れる事ができません。そこで床下まで室内とする基礎で断熱をします。通気タイプの基礎パッキンでは、常に窓が開いている状態に。外気の影響を受けてしまい、断熱できないので、気密パッキンを使います。
土台の長さが足りない時に木材を継ぐための加工、継ぎ手。腰掛け鎌継ぎ手です。
継ぎ手を合わせ、木槌で叩き組んでいきます。
工場で機械カットされるので、ピッタリサイズです。
基礎に支えられていない木材、大引きに床束(ゆかつか)を固定。床束は、もう少し後に固定します。
いよいよ上棟です。
という事で
どうぞご安全に。