沼津市A様邸 新築工事

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市A様邸、新築工事の様子を紹介します。
壁に透湿防水シートがはられました。
外壁材から侵入してきた雨水を室内に入れる事を防ぐ防水性と、室内の湿気が壁内に滞留するのを防ぐ、透湿性を兼ね備えたシートです。
水は上から下に流れます。そのため、透湿防水シートのはりあわせは、下向きにします。上向きにはりあわせると
はりあわせの隙間から、水が侵入してしまう可能性があるからです。
①と
②、2つの写真の違いは、どこでしょうか(^^)/
職人さんの手にご注目。鼻隠しから少しだけ外側に出ている”広小舞(ひろこまい)”の裏側が塗装されているか、いないかの違いです!
鼻隠しには、雨樋が付けられます。ただでさえ目立たない場所ですが、雨樋が付くと下から覗きこんで、よ~く見ないと見えない場所です。
そこを屋根の色に合わせた塗料で塗ります。見た目もありますが、雨水による痛みを防ぐ役割もあります。
壁から突き出ている軒は、雨や紫外線から外壁を守るための”傘”のような物。外壁材のサイディングは、塗膜によって雨や紫外線から建物を守っています。軒がある事で、雨や紫外線を直接受ける事を防ぎ、それが塗膜の劣化を防ぐ事につながります(^^)/
軒裏の天井、軒天に組まれた下地は、軒天ボードをはるための物。
こちらが軒天ボード。繊維が混ぜ込まれたセメントから出来ていて、燃えにくい材質です。
軒天ボードは、火事の際に延焼を防ぎます。火事の火の手は、下から上に向かって延焼します。軒天がないと屋根裏まで一気に火の手がまわってしまいます。だから、燃えにくい材質を使っています。
軒天ボードは穴がないタイプと
穴があるタイプがあります。
この穴は、屋根裏の換気をするための通気穴。屋根裏の湿気を外に逃がし、内部結露を防ぎます。
外観のアクセントにもなります(^^)/軒天ボードがはられると、外壁屋さんが入ってくる合図でもあります!外観が変わってきますよ!!

という事で
どうぞご安全に。

CONTACT

大洋工務店の家づくり、住まいに関するご相談・住宅商品に関するご質問等、お気軽にお問合わせください。