こんにちは。
大洋工務店 皆川です。
裾野市SK様邸、注文住宅新築工事の様子を紹介します。
1階フローリングがはり終わり、真ん中に陣取っているのは、石膏ボード。壁や天井になります。
2階にもどーん!!
石膏ボードは耐火性、施工性、遮音性に優れています。火災などの高温にさらされると化学的に結合した結晶水が水蒸気となり徐々に放出され延焼を防ぎます。
こちらの石膏ボード1枚に約3㎏の水を取り出す事ができるそうです!
石膏ボードと似ていますが
全く別物。薄い板を複数枚はり合わせた構造用合板。棚や壁掛けテレビなど荷重が掛かる場所に使います。
建具枠の固定
ニッチ下地など壁の下地を作り
1階から石膏ボードはりが進んでいます(^^)/
原紙の色が似ているので分かりにくいですが、荷重が掛かる場所には構造用合板を使い、はり分けています。
最近引き戸が人気なので、登場回数が多い”小壁ちゃん”。はしごのような形で壁の反りを防いでいます。
引き戸は、戸を引き込む側の壁が薄くなります。薄くなると壁が反りやすくなるので、小壁ちゃんで補強しています。
2階に
給排水管が引き込まれました。
壁づくりはこれからです。
赤矢印は破風(はふ)。破風板は吹いてきた風を切り裂き、屋根が飛ばされることを防いでいます。屋根は上からの風や雨には強いですが、下や横から吹き上げる風や雨に弱く、それを補っているのが破風です。
破風に化粧ボードが付きました(^^)/建物全体の割合としては、ほんの一部分ですが、印象が変わりますね。ちなみに左側は、鼻隠しと言います。
破風と役割が大きく違うのは、雨どいの下地になる事です。水平に付いている左側写真が鼻隠し。傾斜が付いている右側が破風。
屋根の下地が見える部分に塗装。下からよーく見ないと見えない場所ですが、破風と合わせた色で塗装しています。
外観が完成形に近づいてきました!
という事で
どうぞご安全に。