こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市F様邸、新築工事の様子を紹介します。
土地に”地縄(じなわ)”を張りました。地面に白い線があるのがご覧いただけますか?!これが地縄です。
地縄を張ると、建物の位置や大きさを土地で把握する事ができます。実際ご覧頂くと、境界との距離感や駐車場の出し入れもシュミレーションでき、『家を建てる!』という実感が湧いてくるのではないでしょうか(^^)
建物の位置や間取りが決定すると、地盤調査をします。
スウェーデン式サウンディング(SWS)試験で行います。地盤調査と聞くと、大型重機で大々的にやるのかと思いきや、拍子抜けするほどコンパクトな機械で進められます(;^ω^)
一般的に、戸建住宅などの小規模建築物に採用されている試験です。
先端がドリル状の部品が付いた鉄の棒(ロッド)を、
垂直に立て、鉄の棒に重りを載せ、荷重に対する貫入量を測り、地盤の強度を算出しているそうです。最大100㎏の荷重をかけます。
たまに、金づちのようなもので『カン!カン!カン!』荷重と回転を加えても貫入しない場合、打撃を加えます。
25cm貫入させるのに、ハンドルを何回転させたかで、地盤の強度を測定しています。
測定箇所は、建物の4隅と
中央の5ヶ所調査します。
調査後の穴。直径3cmくらいの大きさです。
地盤調査は、建物を安全に支える事ができる地盤なのかを調べる大事な工程です。頑丈な家を建てても、地盤が弱ければ安全な住まいにはなりません。
調査結果に基づき、地盤が弱ければ適切な状態に改良する事が大切です。
ちなみにこちらの現場は、”改良なし”という結果になりました。
という事で
どうぞご安全に。