こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
外壁材をはる準備が始まりました。
屋根の先に破風板が付きました。破風板は雨や風が屋根裏へ侵入することを防ぎます。
屋根は、上からの雨風には強く、横や下からの雨風に弱いという特徴があります。破風板は、雨風を分散させ屋根の耐風性を強化します。
こちらは、鼻隠し。役割は破風板と同じです。大きく違う点として、鼻隠しは雨どいの下地になることです。
外壁材の下地となる、胴縁(どうぶち)がつけられています。
胴縁は、壁と外壁材との間に空間を確保し、その空間が通気層となります。室内で発生した湿気を通気層を通して外に出します。
胴縁の厚み1.5㎝が空気の通り道となります。
室内側壁に、断熱材を入れています。
高性能グラスウール20K、防湿シートに入っていないタイプを使います。
グラスウール断熱材の『K』は何を示しているかというと、1m×1m×1mの箱にグラスウールを詰めたときの重さ(密度)です。数字が大きいほど断熱性能が高くなります。
グラスウールは、ガラス繊維が複雑に絡み合うことで無数の空気の部屋を作り出し、その空気が固定されることにより高い断熱性能を発揮します。
壁に入れる断熱材の厚さは105㎜。
1階2階と壁に断熱材が入りました。
壁にあるスイッチやコンセント部分は、
サイズを合わせて断熱材をくり抜きケーブルを通し
コンセントボックスの気密を確保するカバーを
装着。
ホールダウン金物の周りに隙間なく断熱材を入れるため、裏側のサイズに合わせてカットし、
カットした断熱材を合わせます。
ホールダウン金物も同じ要領で
ご覧の通り!
これから、壁の断熱材を仕上げていきます!
という事で
どうぞご安全に。